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2015年07月01日

タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①

いい雨降りました。週末が楽しみな今日この頃です。

ブログを始めたらぜひやろうと思っていたこと。
一つは先日まで書かせていただいた釣行記。
そしてもう一つはタックルインプレッション。
なぜなら僕のように道具に対するこだわりの強いアングラーとしてロッド選びは大変。
デザインはメーカーホームページである程度わかるものの、使用感についてはメーカーホームページだと良いことしか書いていない上に開発者のイメージが自分のイメージに一致するとは限らない。そしてメーカー間でのロッド比較などたまに雑誌に載っていることもあるが7フィートクラスの中流ロッドではほとんど見られない。
ロッドに触れればいいのだが近くにはトラウトロッドを取り揃えているような釣具店もない。フィッシングショーなんて家族が許すわけもない。そんな時に僕がロッド購入において参考にしていたのが諸先輩方のブログのインプレッションです。
これは開発者や販売者ではない第3者としての客観的な意見が書かれており、他のメーカーのロッドとの比較もあったりして、とても参考になるものでした。
そこで、少しずつではありますがタックルインプレッションを書くことでこれからロッドの購入を検討している方へのすこしでも助けになればなと思いインプレッションを書かせていただきます。
しかし、僕も最初に述べたようにこだわりの強いアングラーの一人なので、僕のインプレッションにはかなり偏りがあることをお許しください(笑)

それでは本題に入らせていただきます。
今回は現在現役で使用している伊予鱒ロッドを紹介します。

まず最初の1本は
シマノ カーディフエクストリーム 71
このロッドはウエダ解散後ウエダにおられた斉藤学氏がプロデュースした(はず)ロッド。もともとシマノのブランクが好きでこれまでトラウトをはじめシーバス、ジギング、タイラバ等釣りのほとんどでシマノのロッドを使用していた僕に、シマノとしては少し新しい印象を与えるロッドの登場でした。シマノといえば昔は高反発でバットの強いロッドで魚を掛けてパワーで捕るという印象のロッドでしたがこのカーディフエクストリームは全く違う。ソフトチューブトップ採用で繊細なティップに高反発ながらバットまでかなりしなやかなブランクを使用することで全体的にかなり柔らかい印象のロッドに仕上がっている。しかもトラウト界では流行のボロンを使用するのではなく、シマノの高弾性カーボンを使用することで、かなり軽量なブランクである。今まで使用してきた7フィートクラスのロッドではずば抜けて軽量です。さすがミノ―イングの名手とされた斉藤氏プロデュースのロッドとあってシャローミノーの扱いやすさは絶品です。ティップが柔らかいのでミノーを跳ねすぎず柔らかいヒラ打ちをかけることができます。しかも全体的にかなりしなやかなので魚のバラしはとても少ないです。合わせやファイトのへたくそな僕にこのロッドは僕の難点をかなり補ってくれています。魚がかかるとかなり曲がり、35cmクラスから心地よいファイトができます。シマノとウエダのコラボレーションロッドという感じでしょうか。そしてハイパワーXとスパイラルXで粘りがあるので安心感は抜群です。これまで伊予鱒(サツキマス)45cmをはじめシーバス75cm、ソウギョ103cm等をこのロッドで上げましたが、折れる心配はせず安心してファイトができました。ただ柔らかいのでディープダイバーやバイブレーションは少しアクションをつけにくいです。一応問題なく使用はできます。現在所有している伊予鱒ロッドでは最もお気に入りの1本です。
タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①


タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①




次は
M&Nコーポレーション トゥイッチンスペチアーレ TS-704MN-HTZ
これは今期発売されたウエダファン待望のM&Nコーポレーションの中流モデルです。
個人的にウエダのロッドはトラウトを始めた当初あまり興味がなかったのですが、現場でお会いするトラウトの上手な方の半数以上がウエダのロッドを使用しているのを見て、だんだん気になってきていました。昨年快釣さんとお会いしていろいろお話をしているとウエダのロッドはやはりいいのではないかと思い、中古でウエダのロッドを探していたのですが、なにせ中古のわりに高価なのでどうしようかなぁと考えていたところにM&Nコーポレーションが今期中流モデルを発売することを知り、いろいろ悩んだ結果、清水の舞台から飛び降りる思いで購入しました。最初に持った印象は全体として軽い。そしてロッドの張りというか弾性が強い。シマノのカーディフエクストリームと比べるとボロンロッドなので少しバランスが竿先側にありますが今まで使用してきた他のロッドと比べると十分すぎるほど軽量です。そして使ってみて思ったのがミノ―のトゥイッチングがとても気持ちいい!軽くロッドをあおるだけでロッドの反発力が仕事をしてミノ―に軽快なヒラをうたせてくれます。しかも強力なバットなのでシャローミノーのみならずディープダイバーも僕的には全く問題なく使用できます。そして魚をかけたときはバットまで柔軟に曲がり魚をいなし、ロッドの反発力で自然に魚が寄ってきます。このロッドを使用して2週間で45cmの伊予鱒と先日の56cmのブラウンを釣りましたが、このロッドのおかげでスムーズに取り込めたと思います。一つ難点を挙げるとすれば高反発で軽量ゆえ無理すると折れそうというぐらいでしょうか。あとはパワーがあるので40cm以下の魚を釣るには少し面白みに欠けるかもしれません。しかし、ミノ―を操り魚を捕るという意味では今までで最高のロッドと思います。
タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①


タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①





そして3本目は
テンリュウ レイズ68LML
これも今シーズンタックルの検討を行っていた時に中古で発見したロッド。大学生の頃鳥取河川の中流域で本流ヤマメを狙うために初めて買った中流用ロッドがテンリュウのシエリー70Lで、使用感もとてもよく、いろいろな思い出を残してくれたロッドだったので(現在も所有)、テンリュウのトラウトロッドにはとても好印象を持っていました。そして他の方のインプレッションを見てレイズはシエリーを軽量化したような感じというインプレッションを見てPEラインの使用も考慮した柔軟性を兼ね備えているというこのモデルを購入してみました。68というレングスは少し短いようにも感じられますが、川幅の狭い伊予の河川では取り回しもよくちょうどいい。使ってみた印象としては全体に張りがありながら負荷とともにスムーズにバットまでまがっていくややファーストテーパーで、とても使いやすいロッドです。シエリーの後期に出ていたPEモデルのさらなるライドバージョンといった印象です。シエリー74ML-PEよりも軽量で一回り柔らかくした感じで、今持っているロッドの中でも使っていてもっとも疲れない竿かもしれません。カーディフエクストリームよりはシャキッとしており、トゥイッチンスペチアーレほどパシパシ感はない。シャローミノーはもとより、ディープダイバー、ヘビーシンキングミノーも問題なく使えます。このロッドも購入して2週間ほどで3本の伊予鱒をキャッチすることのできた縁起の良いロッドです。難点としてはマイクロガイドセッティングではありますが通常のKガイドであり、ロッドのレングスのせいもあるかもしれませんが飛距離は他のロッドより出にくい印象です。しかし、全体的に癖もなくとてもオールマイティーに使えるとても優秀なロッドだと思います。ハイエンドロッドとしては値段が安いのも魅力です。逆に言えば、癖がなさすぎて少し物足りなさがあるかもしれません(笑)
タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①





4本目
シマノ カーディフストリームリミテッド60UL
これはもうだいぶ前に廃版になっているのでインプレッションの意味はあまりないかもしれませんが、参考程度に記載しておきます。このロッドは本来渓流でヤマメやイワナ、アマゴを釣るためのロッドですが、リミテッドだけあって40オーバーを想定しているのでバットが強く、ショートキャストでピンスポットを打つようなポイントでは伊予鱒にも使えるのではないかと思い中古で購入しました。リアグリップが短いので05カーディフXTのエクステンションバットを装着しています。古いブランクなので少々重めですが、ショートロッドなので問題なし。ミノーも7cmのシャローミノーまでは軽快に使えます。場所によってはDコン72やディープダイバーも使っていますがなんとか使える感じです。短いぶんトゥイッチはとてもしやすく、ピンでミノーをヒラヒラさせたいときにはもってこいです。そして渓流用なので少しダウンサイズした5cm~6cmクラスのシンキングミノーがとても使いやすいです。ティップにはグラスがコンポジットされており魚をはじきにくい設定です。そしてハイパワーXで強度も問題なし。これまで伊予鱒46cm、60クラスのシーバス、42cmのチヌを上げています。今シーズン中盤にYガイドからトルザイトリングKRガイドに巻き替えています。巻き替えてからはまだセイゴしか釣っていないので今後に期待です。
タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①


タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①






5本目
シマノ カーディフストリームリミテッド70L
これも廃版のロッドなので参考程度に。伊予鱒を真剣に始めたのが3年前なのでロッドを検討しているうちにこのロッドは廃版になってしまいました。中古市場にもほとんど出回らず、やっとの思いで発見し購入したロッドです。このロッドはシマノらしいブランクで、ティップはグラスが入っており柔軟ですがベリーからバットは高弾性カーボン+ハイパワーX+チタンコーティングでまるでバスロッドのよう。バットパワーも十分ありレンジバイブ70も問題なく使用できます。上記の3本に比べると少し重いですがルアーのキャスト、トゥイッチは以前バスをやっていた僕としては比較的使いやすいロッドでした。そして忘れられないのが、昨シーズン自己ベストとなる53cm、2kgの伊予鱒をキャッチしたロッドです。このモンスター伊予鱒がかかってもバットには少し余裕が残っていました。今後の夢の60upキャッチのためには必要なロッドと考えています。ただガイドがKガイドでトップティップガイドの口径が少し大きいためか、最近のKRコンセプトやYガイドのロッドと比べると少しトゥイッチのダイレクト感が少なく感じます。今シーズン終了したらこのロッドもトルザイトKRガイドに変更予定です。
タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①


タックルインプレッション 伊予鱒ロッドその①




以上が現在伊予鱒狙いにメインに使用しているロッドですが、まだ他にも現在も所有しているロッド(テンリュウ、シマノ)、以前使用したことのあるロッド(イトウクラフト、ソウルズ、シマノ、テンリュウなど)ありますので、時間があればupさせていただきます。
もしアップしたロッドについて気になることがあれば遠慮なくコメントいただければ分かる範囲で記載させていただきます。



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